Join Now! - 横山研への誘い

こんな学生を求めています

  • 国籍、年齢、社会人、男性、女性、第三の性、障害の有無、一切問いません。

  • 博士課程を目指す方は特に大歓迎します。近年、平均寿命が延び、また定年も60歳から65歳になりつつあります。人生の後ろが伸びた分、貴方ならその時間を、どこに割り振りますか?幸いな事に情報科学分野では、企業も博士号を持っている新卒院生を採用します。寿命が延びた分、博士後期課程(博士課程)に進んで、3年間、みっちり研究に費やす事は、理にかなっていると思いませんか?

  • 横山研の研究内容に関しての詳細はこちらのページを読んで欲しいのですが、簡単に言うと、横山研はビッグデータの分析と可視化を主軸としている研究室です。私達の身の回りのデータが増え続けている一方で、私達が日々接している身近な情報機器は、かつてはデスクトップコンピュータだったのに対して、ラップトップコンピューターそして、今ではスマートフォンになるなど、どんどん小さくなっています。大きくなるデータをどのように小さな機器で理解するように提示すれば良いのでしょうか。こういった事に挑戦したい学生を歓迎します。

  • 横山研では、所属学生が多様である事が、チーム力の根源であるとの考えで、様々なハックグラウンドの学生を歓迎します。高専からの三年次編入生は言うまでもなく、飛び級/留年生、留学生、社会人経験者等も歓迎します。また女性も歓迎します。

  • 横山研の対象データの柱であるソーシャルデータは、単にコンピュータサイエンスだけの問題でなく、社会学、心理学、法律、サブカルチャーなど、幅広い知識が分析に必要となります。その為、外部から横山研を目指す方は文理を問いません。ただし、分野外から志望する場合は、プログラミングのスキルに関して入試前の面談の際にお聞きします。

  • 学会での発表を、実質的に卒業要件と考えています。学部生は国内の学会、修士学生は国際会議での発表と、学術論文誌への採録を目指して、研究計画を立てます。

横山研に入るには [高校生・高専生向け]

  • 高校生ならば東京都立大学システムデザイン学部情報科学科を受験してください。まずは講義で会いましょう。

  • 高専生の場合、三年次編入制度があります。これまでも非常に優秀な高専生を何人も受け入れてきました。尚、少なくとも博士前期課程(修士課程)まで進む事を前提で編入をしてくる事をお勧めします。編入の場合は、あっという間に就活になってしまい、殆ど、都立大で何もせずに卒業する事になります。

横山研に入るには [内部の学部生向け]

  • 情報科学科の学生であれば、三年次おわりの研究室配属時に横山研を指定してください。

  • 研究室配属人数には上限がありますので、その年の希望状況によっては、人数が超過してしまい希望が叶わない事があります。

  • 学部卒で就職を目指している学生は横山研をお勧めしません。研究課題にもよりますが、一般論として、ビッグデータの収集や分析は非常に時間がかかりますので、(少なくと)修士までも含めた3年計画で課題を考える必要性が高いです。

  • 就職先に関しては、メーカー、SIer、ベンチャーと、様々な業界に学生を出していますが、一つの傾向として、大企業狙いだった学生が、途中で進路を変えてIT系ベンチャー希望になるケースがしばしばあるようです。皆さんの人生ですので、教員からこうしろと言う事はありませんが、SNS等を対象としている研究室ですので、IT系ベンチャーと相性が良いかもしれません。

  • 学部は学科内の別の研究室で修士から横山研に変更するという事は原則認めません。

横山研に入るには[外部生(国内大学卒)]

博士前期課程へ入学するケース

  • 基本的には歓迎します。ただし、大学院入試では、横山研究室に必要な技術的な知識が測れませんので、必ず、事前に相談してください。プログラミングの知識や、この分野への興味の高さ等を勘案します。

博士後期課程へ入学するケース

  • 基本的には研究経験を有する社会人のみを受け付けます。博士後期課程では『論文を書くスキルがある』事が前提となります。

  • 他大の博士前期課程(修士課程)を修了直後に、弊学入学を目指すケースは原則として受け付けません。修士から博士は研究の連続性が非常に重要となります。

横山研に入るには[外部性(外国の大学卒))]

博士前期課程へ入学するケース

  • 語学力に関しては、JLPT N1取得者を受け入れます。またTOEIC 700点程度の英語力がある事が望ましいです。ただし、TOEICが900点などという場合は、日本語能力に関してはあまり問いません。ただし、博士前期課程に関しては講義は日本語である事には留意してください。

  • 文部科学省国費留学生制度による留学生は歓迎します。制度の紹介等もできますので、ご相談ください。

博士後期課程へ入学するケース

  • これまでの研究成果をみつつ個別に判断します。

研究者として所属するケース

  • これまでにJSPS外国人研究員としてハンガリーの大学の准教授を2年間受け入れたりしております。ご興味がある方はご連絡ください。

FAQ - 横山研究室ってどんなとこ?

研究室生活について

  • Q: コアタイムはありますか?
    • A: 横山研ではコアタイムは 学生が自主的に研究室に入り浸っている限り 設けません。大学生・大学院生の内に身に付けなくてはいけない必須スキルは、スケジュールを含めた自己管理能力です。ただし、これは『教員にスケジュールを管理されない=楽チン』という意味ではありません。自己管理能力があるかどうかが、そのまま研究成果に繋がります。それは、卒業・修了に直結します。一般論で言えば、コアタイムが無い方が、厳しい条件だと考えてください。「え?なんで?コアタイムないなら楽じゃん」と今思った方は横山研には向いていないかもしれません。さぼり癖が付いて身を亡ぼすかもしれません。
  • Q: 研究さえやっていれば大学に来なくても良いの?
    • A: 原則としてはその通りです。ただ、研究室に入り浸っている人ほど、大きな研究成果をあげるという経験則はあります。研究室は快適にすごせるよう、75インチのテレビや、ごろごろ出来る芝生(はい、室内に芝生広場があります)とテント、フルサイズの冷蔵庫など、学生の住環境の整備は、横山のライフワークでもあります。
  • Q: 自由放任ぽいですが、研究の進捗をどのように管理しているのでしょうか?
    • A: 基本的には、ゼミメンバが何をやっているかを研究室内でオープンに共有する事で、切磋琢磨する環境を作っています。学生の皆さんが書くプログラムは基本的にはGitHub上のPrivateリポジトリで管理してもらいます。そして、Issueの機能を使って、ToDoを毎週のゼミで確認・追加していきます。すべてのリポジトリ上での活動はSlackを通じて、研究室内で見える化されています。
  • Q: ゼミミーティングについて教えてください。
    • A: 学生が取り組んでいる研究に関するミーティングは週一で開催しています。研究の進捗を発表し、つまっている所をみんなで意見を出し合うという形にしています。また、必ず、演台に立って大きなスクリーンを使う学会発表形式でプレゼンをしてもらいます。プレゼンのスキルは場数が大切ですので、日々の内部的な発表もプレゼン形式にしています。
  • Q: ゼミ以外の集まりは無いのでしょうか?
    • A: ゼミでは研究に関する議論に集中したいため、それとは別に勉強会をやります。現状では第一期生の学部生が4人しかいないため、当分は教員参加でやりますが、今後は学生の自主的な勉強会、あるいは後輩にチュートリアル形式で技術を伝承する会等もやっていこうと考えています。

進路に関して

  • Q: 卒業後の進路を教えてください?
    • A: 学部生なら博士前期課程、博士前期課程院生なら博士後期課程を目指してください。
  • Q: 学部卒、修士卒で就職はさせてくれないのですか?
    • A: もちろんそんな事はありません。ただ、情報系は他の分野に比べて、博士号取得者の就職先が多い分野です。「博士は頭でっかちで企業は必要としない」等と言われていますが、日本を代表するような名だたるメーカー企業は博士号をもつ新卒者を採用しています。外資系IT企業も同様です。もちろんベンチャー企業も就職可能でしょう。学部生にとって博士になる自分の姿は想像も出来ないかもしれませんが、卒研・や修士での研究を通して、「研究面白いな・・・」と感じたならば、博士後期課程進学を検討してみる価値はあると思います。ちなみに、学部で卒業するのは、全くもってお勧めしません。
  • Q: インターンシップに行きたいのですが・・・・。
    • A: インターンシップという名前を借りた採用活用もありますので、大学のカリキュラムを曲げてまでやる物とは思いません。ただ、学生の皆さんも自分の思い描く人生設計があるでしょうから、やみくもに止める事もしません。これは企業側の問題ですが、大学の教育をあえて邪魔しているんじゃないかと思えるような設定のインターンもあるのは事実です。一方で、皆さんの研究力を伸ばすインターンシップも中にはあります。横山研で一番重要視しているのは「それが、学生の皆さんの力を伸ばすか?」という一点です。

スキルに関して

  • Q: プログラミングが出来ないのですが大丈夫ですか?
    • A: だめです。
  • Q: プログラミングは好きですが得意ではありません。大丈夫ですか?
    • A: 大丈夫です。プログラミングは座学や演習で習ったからと言って出来る用になるものではありません。もし学部三年までの経験で、プログラミングが好きだと言えるのならば、問題ありません。研究室では「単位取得のための勉強」ではなく、「興味ある研究課題を達成するための勉強」としてプログラミングを学ぶようになります。研究通じてプログラミングのスキルはいくらでも伸びます。
  • Q: 研究で良く使われるプログラミング言語は何ですか?
    • A: JavaScriptです。
  • Q: なぜJavaScriptなんですか?
    • A: Web時代の三層システムといえば、Webブラウザ、Webサーバ、データベースですが、この全てのレイヤで共通してプログラミングができる言語は何かと言われれば、JavaScriptしかありません。サーバ上ではNode.JS、データベースにはMongoDBというJavaScript実行エンジンを持つツールを良く使っているただ、もし、学部のカリキュラムでJavaScritpをやらなかったからと言って、全く問題ありません。文法はC系(C#とかJavaとか)に似ていますので、初見でもそれほど困らないでしょう。
  • Q: JavaScript以外は使わないのですか?
    • A: そんな事はありません、例えばPythonも良く使うと思います。基本的に使う言語は適材適所で選びます。ただ研究室の性質上Webと親和性の非常に高いJavaScriptが最もよく使われているという事だと考えてください。